心のままに

昨日彼にメールを打って、打った文章を消して、また書き直して。
言おうか、言うまいか、悩んで。
結局思ってる事を少しだけしか言えず。
メールを書いて送るのに時間を費やした。

彼を困らせたくなかった。
彼に気持ちをぶつけたり、理想を押し付ける事は、
彼を追い詰めるだけだと。
でもその代わり言いたい事を我慢している。

彼に期待するのを諦めた。彼はこういう人間だから期待しても無駄。
だから私も彼の期待に応える事を減らそう。
尽くす事を減らそう。
もう私も疲れたのだ。思い通りにならない事に。
私はこれだけしているのに、彼は時間がないのを言い訳にして
私と同じ事をしてくれない。

彼を喜ばせたい、という気持ちは、彼にとって負担なんだ。
そりゃ２人の間に、差ができるよな。
その差はいつまでも埋まらないよな。
その事をいつまでもネチネチ言っても、仕方ないんだ。
私が尽くしすぎた。

正直、冷めないと、目が覚めないとやっていけない。
彼と長く付き合っていけない。
彼は変わらないんだから、私が変わるしかないんだ。

メールだと、彼にストレートに気持ちをぶつけられるけど、
仕事中の彼を困らせる。
もうひとつの日記に、不満や暗い気持ちを書いたら、
彼に心配掛ける。
彼の本音は「気持ちをぶつけられても、どうしようもない時は
どうしたらいいのかわからない」。

だからここで、思いの丈を吐き出す。
この場所は、捌け口。
彼に言えない事を書いてすっきり。
そうしないと胸のモヤモヤはいつまでも発散できない。
ジレンマを抱えたまま、彼と長く付き合っていくのだから。